これは見事な景色だ。蛭ヶ岳登山(丹沢主稜縦走)

2019/5/5〜5/61日目:西丹沢ビジターセンター〜檜洞丸頂〜臼ヶ岳頂〜蛭ヶ岳頂〜蛭ヶ岳山荘(泊)2日目:蛭ヶ岳山荘〜丹沢山頂〜塔ノ岳頂〜大倉BS 3月の中頃、山好きの友人から、「ゴールデンウィークにご来光を拝む登山を計画しています」という連絡をも…

買ってよかったと思うものは、たいだい、いい値段のするものだ。

数年ほど前から、自己資金を捻出して手に入れたアイテムを自己評価するという習慣が続いている。20XX年はコレ、という具合に、その一年のうちに手に入れた全アイテムの中からもっとも買ってよかったと思うもの──あるいは限りなく後悔の少ないもの──を選ぶの…

残業の日々となつぞらとパン屋さん。

えんえんと降りやまない梅雨の雨のように残業の日々がつづいている。来る日も来る日も、終電や終電間際まで働き、週末も、休日という日が遠い星の出来事のように僕は出社して働いていた。とにかくいろいろな仕事が同時進行ですべからくエンジンフルスロット…

劇団あおきりみかん 20周年公演「ワード・ロープ」を観に行く。

桜の開花宣言が飛び出した春のはじまりに、会社の同僚に誘われて舞台を見に行った。南山大学の演劇部のOB・OGが立ちあげた「劇団あおきりみかん」という劇団の舞台です(20年もつづいている息の長い劇団)。僕にとって舞台というものはまったく門外漢のジャ…

図書館という、もう一つの僕の本棚。

土曜日の朝になると、僕は無意識に着替え、無意識に顔を洗い、無意識に図書館にでかける。おきまりの行動がじぶんの中にプログラムされているみたいだ。出かけるときも自宅から徒歩5分という好立地にあるので、重い腰をあげるような状態になることはなく(…

みんなって、何人?

小学生の頃、学校の授業を終えてうちに帰ると玄関先ですぐさまランドセルを床に放り投げ、靴も脱がずにその足で近所の公園に出向いて、同年代の友人たちとサッカーをしていた。日が暮れるぎりぎりの時間までサッカーボールを追いかけていたのを今でもわりと…

3月31日も大掃除の日にするのだ。

桜は開花し、街は彩りに満ちてくる2019年3月のおわりに僕はまだ2018年を生きている。どういうことかと申し上げますと、僕の部屋はまだ2018年のままなのだ。まるで片づいちゃいない。そりゃあ、風呂掃除したり、床をキレイに拭いたりするような小掃除はして…

僕は、僕の手を差別していた。

左手で箸を持ち、飯を食っていると、僕と初めて食事を共にした人は、「左利きなんですか?」と訊ねてくる。不思議なことにかなり高い確率でこの質問が飛んでくるので、世の中の人は左利きに対する興味・憧れ・好奇の目があるのかなあ。もっとも、単に初対面…

SPECIAL OTHERS HALL TOUR2019 QUTIMA Ver.25

2019年3月17日、日曜日の午後2時過ぎ、僕は横浜のみなとみらいにある神奈川県民ホールに訪れていた。SPECIAL OTHERS(通称スペアザ)のライブがこのホールで行なわれるからである。僕はチケットを購入した昨年末から、夜の海辺で流れ星を待つ少年のように…

STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYOに行く。

日曜日の朝。部屋の掃除をしていると友人から「中目黒にできたスタバ行かない?」というラインが届いた。先月末にオープンした「スターバックスリザーブロースタリートーキョー」のことだろう。僕は迷った。スターバックスに対して強い思い入れはないし、そ…

「よーいどんしよう」

「ジョージ」という名前の子供(男・3歳)がいる。大学時代の友人の子供だ。ジョージ君はよくかけっこをする。午後の昼下がりにテラスのあるカフェでジョージパパと僕がくつろいでいると、ジョージ君は僕ら二人を呼んで、隣接の広場を指で指しながら「よー…

写真集という瞬間リフレッシュ。

突然の告白をお許しください。僕の仕事机には様々な参考書・ビジネス書とともに桐谷美玲さんの写真集が鎮座されている。彼女の写真集は僕にとって仕事をする上で欠かせない大切な相棒になっている。といっても、べつにいやらしいツールとして使っているわけ…

失笑の多い人生を過ごしている。

僕にはいいかげん直した方がいいよなあと思いつつ、改善されていない悪習がある。駄洒落である。駄洒落を言うのは誰じゃ? と口走ったことはないが、自分のプロフィール欄に「癖」の項目があれば、「駄洒落」と記して違和感のないくらい習慣化している。もっ…

姿勢は伝染する。

何十キロもの距離を走り、見上げるほど長い階段を何往復もし、ジムに戻ってひたすらミットを打ち、それからサンドバックに全力で拳を放ち、シャドーをし、筋肉トレーニングを行い、また走りに行く。大事な一戦に向けて、血反吐が出るくらい体を追い込むプロ…

薬局に売っていない薬

■名前:エイガ ■価格:100~2200円 ■効能:・心の棘を取り除きます ・沈んだ気持ちを晴らせてくれます ・カタルシスを味わせてくれます ・気分を高揚させてくれます ・ご飯がおいしくなります ■用法:家で観るより、映画館で観たほうが効果は覿面(てきめん…

占いより、天気予報の方が気分は変わる。

一桁だと気分が凹み、二桁だとちょっと嬉しい。バレンタインのチョコの数ではなく、気温の話です(チョコなら一桁だって嬉しい)。 冬の朝は、起きたらまずスマートフォンを取り出してその日の空模様と気温を見てしまいます。晴れか雨かも重要だけど、それと…

バレンタインのチョコは苦い。

チョコレートといえば、甘いお菓子である。疲れ切った体や頭から煙が出るくらい考えた脳味噌に甘い糖分を届けるお菓子である。しかし、そんなスイーツな世界に人々を誘うチョコも苦くなる日がある。バレンタインだ。この日ばかりは、甘くておいしいなんて言…

だから、髪をセットする。

男子トイレに入ると、時々、見かける光景があります。鏡の前で、前髪をくねくねし、おでこを少しだけ出し、と思ったら、またおでこを隠す、といった類の髪型のセットです。女子トイレに入ったことはないので(あったら問題である)わからないですが、女性陣…

悪意の源泉は悪意に限られるのか。

朝、通勤で道を歩いているとき、目の前で鳥の糞が落ちた。 あと一歩、前を歩いていたら、僕の頭上にピタリと命中していただろう。もし髪の毛に当たっていたら、ひどく落ち込んだ1日になったに違いない。だが、上司に「鳥の糞が落ちてきたんです」と言ったっ…

シーソーゲーム 〜勇敢な”変”の歌〜

あれは確か僕が小学6年生の修学旅行のときのことだった。栃木の日光にバスで向かう途中、車内ではクラス全員でヒット曲を歌うカラオケ大会のようなイベントが催されていた。歌の選曲はサザンオールスターズ、Mr.Children、スピッツ、SMAP、globe、安室奈美…

散歩の方位磁針は心である。

目的のない散歩というものは心が方位磁針になる。目的地があるならば、ゴールに向かって弾丸のように行進するのだが、行くあてのない散策は感情のパラメーターが上昇した方位が進路だ。心のアンテナを受信した道が進行方向になるのである。 ぼくはあたかもコ…

銭湯は冷える日の幸せ。

厚手のダウンを着込み、冷えきった夜の世界を体を縮こませながら、いそいそと銭湯に向かった。土日の夜に行くと、決まって混雑をみせる近所の銭湯も、冷気に包まれた今日のような日なら比較的空いてるだろうと思ったのだ。それに、この冷たい空気を味わった…

好きになるのに欠点の多さは関係ない。

ほんとうなのかと思われるかもしれないけれど、僕は文庫本よりも、ハードカバーの本が好きだ。かつては、本といえば文庫本だった。価格は良心的だし、持ち運びにも場所を取らないし(コートの裏ポケットにだって入れられる)、なにより単行本に比べて軽い。…

この世界で僕だけが取り残されているように思えた。

雲の隙間から一羽の鳥が飛んでいくのが見えた。大空を優雅に舞っているではなく、一点の目的地に向かって力の限り全速力で飛んでいるように見えた。僕の人生であのくらい真剣にどこかに向かって駆け抜けたことは一度だってあっただろうか。脇目も振らずに走…

アイスミルクではなかったですか?

冬の寒い朝、カフェに入って「ホットミルク」を注文した。ほとんど待たないうちに店員さんは僕が頼んだドリンクを提供してくれた。しかし、その中身は「ブレンドコーヒー」だった。 おかしいなことが起きてると僕は思った。まちがいなくホットミルクと言った…

幻の春

まるで空気の衣替えしたように、東京は暖かくなり、春の陽気を感じずにはいられなかった、今日という日。ただそれだけなのに、ただ暖かくなっただけなのに、ひどく心が昂ぶった。 春になると花たちが一斉に咲き始めるように僕の体も高揚感に満たされて、何か…

「出会い頭の衝突にご注意ください」

平日の朝の通勤時間帯。東京メトロ半蔵門線の九段下駅のホームから階段を上った先で、あれは聞き間違いではないと思うんだけど、「出会い頭の衝突にご注意ください」という駅員の案内を耳にした。 繰り返しアナウンスをしていたところをみると、おそらく通勤…

赤字の世界。

制作者の端くれとして、上司やクライアントから赤字をいただくことがある。“ことがある”というよりも、ほとんど必ずといっていいほど、赤字をいただく。切れ味鋭い刀で全身を切り刻まれることもあれば、急所をひと突きするような深手を負うこともある。無傷…

音が歌っている。【SPECIAL OTHERS ACOUSTIC @上野恩賜公園野外ステージ】

上野公園の野外ステージに到着すると、グッズの待列ができていた。僕もいそいそとその列に加わる。販売開始の時刻になるまであと一時間。水道の蛇口を思い切りひねったような陽光が降り注ぐ。蝉が、今日は一段と暑いぜ!と叫ぶように大きな声で鳴いている。…

観客席のあっちこっちで笑い声が沸き起こる「カメラを止めるな!」

巷で話題の低予算映画「カメラを止めるな!」を見に行く。場所はTOHOシネマズ新宿だ。こちらの映画館はオープンしてしばらくになるけど僕にとって初参戦の会場だった。いつも利用するホームグラウンドの映画館では上映されていなかったので、どうせなら足を…